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寝室って、後回しにしがちだけど実はすごく大事
家づくりの打ち合わせって、リビングやキッチンに時間をかけがちですよね。
わが家もそうでした。
「寝るだけの部屋だし、ベッドが置ければいいか」と思っていた時期があって、寝室の設計をかなり後回しにしていました。
でも実際に住んでみると、寝室って毎日の睡眠の質に直結する大切な場所だと気づいたんです。
疲れて帰ってきて、ぐっすり眠れる寝室があるかどうかって、毎日の暮らしのコンディションにものすごく影響します。
この記事では、寝室づくりで私が気をつけたことと、住んでみてわかった後悔ポイントを正直にお伝えします。
寝室づくりで気をつけた7つのこと
①ベッドの配置から逆算して広さを決めた
寝室の広さを考えるとき、「何畳にするか」より先に「どんなベッドをどう置くか」を決めることが大事です。
ダブルベッドを2台並べたいのか、クイーンサイズ1台なのか、将来子どもと一緒に寝る可能性があるのか。
ベッドの配置が決まってから、必要な広さを逆算する方が現実的です。
わが家はシングルベッド2台を並べる想定で8畳にしましたが、ベッド周りの通路幅を確保したらちょうど良い広さでした。
「なんとなく8畳」ではなく、「ベッドを置いたときの残りスペース」まで考えて決めることをおすすめします。
②窓の位置と朝日の入り方を確認した
寝室の窓は、朝日がどこから入るかをしっかり確認することが大事です。
東向きの窓があると朝日が直接入ってきて、夏は4時台から明るくなって目が覚めてしまうことがあります。
朝早く起きたい人には嬉しいですが、休日もゆっくり眠りたい人には少し辛い。
わが家は東向きの窓にシャッターをつけることで対応しました。
でも最初から窓の向きと遮光対策をセットで考えておくべきでしたね。
窓の位置ひとつで、睡眠の質がこんなに変わるとは正直思っていませんでした。
③コンセントの数と位置を多めに計画した
寝室のコンセントって、意外と足りなくなりがちです。
スマホの充電、間接照明、加湿器、電気毛布、目覚まし時計…ベッドサイドだけでもこれだけの電源が必要になります。
わが家はベッドの両サイドにそれぞれ2口コンセントを設けましたが、それでも足りなくてタコ足配線になっている部分があります。
寝室のコンセントは「多すぎるくらいでちょうどいい」と思って計画することをおすすめします。
位置もベッドの高さに合わせた場所に設けると、使いやすさがぐっと上がります。
④収納はクローゼットかウォークインか早めに決めた
寝室の収納をどうするかは、寝室の広さと動線に直結します。
一般的なクローゼット(扉付きの壁面収納)にするか、ウォークインクローゼットにするか、早めに方針を決めることが大切です。
ウォークインは収納量が多く使い勝手が良い反面、スペースを取るので寝室自体が狭くなることがあります。
わが家は寝室にウォークインクローゼットを隣接させましたが、寝室との間の壁をしっかり設けることで、クローゼット内の照明をつけても寝室に光が漏れない設計にしました。
収納の形だけでなく、光や音の遮断まで考えておくと快適さが増します。
これは住んでみて本当によかったと思っているポイントです。
⑤防音・遮音を意識した場所に寝室を配置した
寝室は静かであることが大前提です。
道路に面した側に寝室を配置すると、深夜の車の音や早朝のゴミ収集の音で目が覚めることがあります。
わが家は寝室を道路から遠い側に配置しましたが、それでも隣家のエアコン室外機の音が気になる夜があります。
寝室の配置を決めるとき、周辺の騒音源をしっかり確認しておくことが大切です。
家の内側(奥の方)に寝室を配置すると、外からの音が届きにくくなります。
音の問題は住んでから気づくことが多いので、設計段階で意識しておくと後悔が減ります。
⑥照明計画を丁寧に考えた
寝室の照明って、シーリングライト1つで済ませがちですが、実は照明計画が睡眠の質に大きく影響します。
寝る前に明るい照明を浴びると脳が覚醒してしまうので、調光できる照明か間接照明を取り入れることをおすすめします。
わが家はシーリングライトを調光タイプにして、夜は少し暗めにして過ごすようにしました。
これだけで寝つきがよくなった気がしています。
読書灯はベッドサイドに別途設けると、一人が寝ていてももう一人が本を読めて便利です。
照明計画は後から変えにくい部分なので、設計段階でしっかり考えておくことをおすすめします。
⑦ドアの開く方向まで考えた
これ、見落としがちなポイントです。
寝室のドアが内開きだとベッドに当たってしまうことがあるし、廊下側に開く外開きにすると廊下の動線の邪魔になることも。
わが家はドアを引き戸にしたことで、開閉時に場所を取らず、深夜にトイレへ行くときも音が静かで快適です。
「寝室のドアは引き戸にする」という選択肢を最初から検討することをおすすめします。
毎日の小さなストレスが、引き戸ひとつでなくなることがあります。
それでも後悔した寝室のこと
7つ気をつけたのに、それでも後悔していることがあります。
正直に話しますね。
ひとつは天井高です。
リビングは天井を高くしたのに、寝室はコスト削減で標準の2.4mにしてしまいました。
寝室って横になって天井を見上げることが多いので、もう少し高い方が開放感があってよかったかもと感じています。
もうひとつは寝室のドアの遮音性。
廊下の物音や子どもの声が聞こえてくることがあって、もう少し遮音性の高いドアにすればよかったと思っています。
寝室のドアは「見た目」だけでなく「遮音性能」も確認してから選ぶことをおすすめします。
そしてもう一点、寝室のエアコンの位置。
ベッドに直接風が当たる場所にエアコンをつけてしまったので、夏は風向きの調整が必要になります。
エアコンの位置はベッドの配置と一緒に考えておくべきでした。
実際に寝室づくりにこだわった方がどんな感想を持っているか気になる方は、寝室設計にこだわった新築住宅に実例写真を見てみると、レイアウトや設計のヒントが見つかりますよ。
写真を見ながら「自分たちならどう使うか」をイメージしてみてください。
これから家づくりをする方へ
寝室は「寝るだけの部屋」ではありません。
1日の疲れをリセットして、明日への英気を養う大切な場所です。
リビングやキッチンと同じくらい、寝室の設計にも時間をかけてほしいと思います。
窓の向き、コンセントの数、収納の形、防音対策、照明計画。
これらをひとつひとつ丁寧に考えることで、毎日の睡眠の質が変わって、毎日の暮らしのコンディションが変わります。
後回しにしがちな寝室の設計、ぜひ早めに真剣に向き合ってみてください。
「寝るだけだから」と思っていた部屋が、実は暮らしの質を一番左右する場所だったと、住んでから気づく方がとても多いんです。
そうならないために、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。